2015年4月23日木曜日

合格=異常



合格するって並大抵のことではないです。言わば異常。


考えてみてください。志望校の倍率はいくらですか?


例えば合格倍率が4倍だったとします。


すると


落ちるか
落ちるか
落ちるか
受かるか


なんです。


論理の飛躍はありますが、合格率は25%なんです。4人に3人は落ちる。


合格で喜ぶ人数よりも不合格で悲しむ人数のほうが圧倒的に多いんです。



高校時代を思い出してください。本当の第一志望校に受かったひとはどれくらいの割合でしたか?


僕の高校で本当の第一志望校に受かったひとは全体の2割か3割でした(志望校変更などいろいろあると思いますがそれ含めて)


冷静に考えてみるとそんなもんです。




ではここで、僕が仮面浪人をしていたときに、合格した人の割合をお教えします。



100人ほどの仮面浪人仲間がいました。受かったのは5人です。5人。


ここでも論理が飛躍しますがさっきの話を踏まえると、4分の1×100分の5


つまり(全体で見ると)100人に1人しか受からないような世界なのです。


いやいや、ちげーよ!とツッコミたくなるかもしれませんが


大学入試側は仮面浪人生であることなんか一切考慮してくれませんし、いろんな受験生を見てきて、非常に妥当な数字だと思います。


予備校に通う浪人生100に比べて合格できる仮面浪人生は5人だ。なんていうこともよく言いますが、正確な数字はどうだっていいんです。


仮面浪人生である以上、「合格」は特別な存在、言わば異常な努力をしてきた人間にしか与えられないのです。


人並みの努力なんかじゃあ報われません。人の何倍も頑張ったって報われないことも多いです。




もちろんみなさんはそれを承知でこの世界に入ってきたのだと思いますが、それでもどこかで慢心があるはずです。


「お前らなんて受かるわけねぇーけどせいぜい頑張れよww」と煽ったって僕に何のメリットもありません。


ここで言いたいのは『心のどこかで慢心していないか。自分が特別だと勘違いしていないか』


ということです。僕はというと、見事に慢心し、勘違いしてました(Aブログのほうの当時の過去記事を見てもらえればわかると思います。)


仮面浪人生に必要なのは"謙虚さ"だと思います。



「自分は特別な人間じゃない。落ちる可能性のほうが格段に高い。」




言うまでもなく、ここで終わっちゃダメです。




「だから人より努力する。どうすれば自分でも勝てるのか考える。限られた時間の中でどうすれば特別な人間(合格できる人間)になれるのか。」



こういう地味なことが、一番大事であり、難しいことでもあると思います。




みなさんには是非とも報われて欲しいです。そのためには"謙虚さ"。



毎年変わることのない事実を、しっかりと受け入れ、いかに現実と向き合い、解決できるかです。




異常なほど頑張ってみてください。


だがしかし、ムリをしろと言っているのではありません。寝ずに頑張ろ!オッシャアアア!!!!!!なんて考えてたなら、それは謙虚でもなんでもありません。



計画的に、なおかつ効率的に、ひたむきに。これが謙虚さです。









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