2015年5月27日水曜日

何を勉強すればいいか



何度も言っていることに聞こえるかもしれませんが「何を勉強すればいいですか」という質問に対する、今日はちゃんとした答えを言おうかなと思います(否定的でなく)


今までの記事では「何を勉強すればいいですか」という質問には「知りません。自分で考えてください」と言ってきました。


が、それでも「何を勉強すればいいのか分からない」という気持ちはよく分かるので、答え方を少し変えてみようかなと思います。




そもそもなぜ、仮面浪人生(当時の僕も含め)は「何を勉強すればいいのか分からない現象」に陥るのでしょうか。

高校や予備校では課題が提出されて、それを何も考えずにこなしていけばいいからそういう現象に仮面浪人をするまでは陥ることが少なかったのかなーと思いました。


しかし、自宅浪人生を考えてみました。自宅浪人生も仮面浪人生と同じく自分で「何を勉強するか」考えると思うのですが、おそらく仮面浪人生が思うほど「何を勉強すればいいんだろう」とは考えないだろうなと思いました。


そこで、決定的に違うのは「時間」です。


仮面浪人生は「時間が少ない」「大学の勉強と並行しなければならない」という『特別な立場』であるから、分からないものに対して漠然と「何を勉強すればいいんだろう」と、付け加えると「何をどう、特別な立場の中で勉強すればいいんだろう」と考えてしまい、いろいろと見失ってしまうのだと思います。


いろいろなことに追われ、その中で受験勉強をするとなると大変ですよね。


しかし、「どんな状況でも勉強内容は一緒」です。


当たり前ですが、仮面浪人専用の受験方式なんてありません。


受験内容が同じなのですから、他の受験生と同じように、基礎と演習を必要に合わせてコツコツとやっていくしかないと思います。


とりわけ受験勉強においては『仮面浪人=特別な立場』ということを意識しなくていいと思います。


ただし、明らかに効率の悪い勉強をダラダラしてれば大丈夫だとは言いません。


もちろん「時間的制約」はあります。


が、必要以上に考えずに、まずは地道にコツコツやっていきましょう。



時間的制約は頭の片隅において、「今日の勉強は効率的だったか?」「どうすれば効率よく勉強できるだろう」ということを毎日ほんのちょっとずつ考えてれば問題ないです。


仮面浪人経験者は皆そうやって積み重ねてきました。



具体的に一つアドバイスするならば、過去問にできるだけ早い段階から触れることです。いつまでもスタート付近をウロチョロしてないで、少しずつでいいからしっかりとゴール(過去問演習)付近を見据えた勉強計画を立てましょう。


遠回りをしてもいいとは言いません。いますぐ近道をしろとも言いません。すこしずつ近道になる方向へ起動修正すればいいのであって、それ以上を望んでは何も始まらないと思います。


焦る気持ちは抑えて、できることから積み重ねていきましょう。






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